東京農業大学第三高等学校/東京農業大学第三高等学校附属中学校

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個を尊重した多彩な学び

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東京農業大学第三高等学校附属中学校第11回入学式 校長式辞

2019年4月7日

本日、ここに第11回入学式を迎え、入学を許可された新入生の皆さん、入学おめでとうございます。桜の花も、皆さんを祝福するために、今日まで咲き続けてくれました。数多くある私立中学のなかから、東京農業大学第三高等学校附属中学校への入学を選択していただき、私ども教職員も気の引き締まる思いです。皆さん、真新しい制服を着た気分は、いかがですか。本校に入学できて「うれしい」という気持ちが大きいと思いますが、一方で「勉強について行けるかな」「友達ができるかな」とちょっぴり不安を感じている人もいるかもしれません。でも、今の希望に満ちた清新な気持ちを、いつまでも忘れないでください。

ご出席いただきました保護者の皆様、お子さまの入学を心からお祝い申し上げます。今日まで、保護者として、いろいろなご苦労やご心痛もあったかと存じますが、これでひとまずご安心されたかと思います。また、学校法人東京農業大学とご来賓の皆々様には、ご多用中にもかかわらず、ご臨席を賜り、誠にありがとうございます。おかげさまをもちまして、このように盛大な入学式を挙行できますことを厚く御礼申し上げます。

ただ今、入学を許可いたしました66名の生徒の皆さんを確かにお預かりいたしました。本校の教職員を代表いたしまして、私どもの持てる力を最大限に発揮し、これから3年間、充実した中学生活が送れるよう、指導に当たりますことをお約束いたします。どうか、保護者の皆様、ご来賓の方々におかれましては、今後とも、本校の教育活動に対するご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 さて、新入生の皆さん、皆さんは6年間の小学校の教育課程を終えて、今日から農大三中の生徒として勉強することになりました。心からお祝い申し上げます。本校の特徴は、東京農業大学の伝統を引き継いで「実学」を学びの基礎においているという点です。実学とは、自然現象や実際の社会から問題を拾い上げて課題を整理し、そこから課題を解明するために探究していくという学び方です。ここで大切なことは、現実の世界に絶えず問題意識を持ち、「なぜそうなのか」「どうしてこうなるのか」「どうしたらよいのか」を自問自答していく姿勢です。

そのために、校内外での自然観察、稲作や畜産・水産の体験、東京農業大学での味噌づくりなど他校にはないユニークな体験学習の場をつくり、また講演会や社会見学、職業体験の機会も数多く設けています。国際教育にも力を入れており、オンライン英会話やイングリッシュ・ワークショップの実施、グローバル・イングリッシュキャンプへの参加、フィリピン・セブ島及びオーストラリア・クイーンズランド州立校での語学研修を実施しております。

本校での3年間は、先取り学習をしながら、学びの動機づけを、体験学習を通して行っています。学びは受け身とならず、自ら積極的に学んでいく姿勢が大切です。興味や関心をもって学んでいけば、こんなに楽しいことはありません。学べばさらに学びたくなってきます。本校の校訓は、「不屈」「探究」「信頼」です。いかなる逆境にも屈することなく、旺盛な科学的探究心をもって、友達との深い信頼関係を築いて、中学生活を充実したものにしてください。

そこで、今日から皆さんにぜひ実行してほしいことがあります。それは、あいさつをしっかりとすることです。あいさつは、コミュニケーションを取る第一歩です。「おはようございます」という言葉に、伝達すべき情報はほとんどありません。でも、あいさつを交わすことで、お互いに、「君も頑張っているな」「今日も一緒に頑張ろうな」という気持ちが生まれます。「さようなら」とあいさつすることで、「今日は大変だったね。お疲れ様。明日も元気においでよ」という相手を思いやる心が通じます。あいさつに限らず、コミュニケーションには、相手を思いやる気持ちが必要です。そういう気持ちをもって相手に言葉をかけ、言葉を交わしてください。

終わりになりましたが、保護者の皆様に一言お願い申し上げます。保護者の皆様と私たち教職員は、今日からここにいるお子様方を「指導し、育てて行く」という同じ命題に取り組むことになりました。共に育てることの基本は、学校と家庭の相互理解と信頼であります。私たち教職員は、力を尽くして、わかり易く指導してまいります。そして、皆様の期待に応えられる学校づくりに努めてまいりますが、そのためには保護者の皆様のご理解とご協力が欠かせませんので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

新入生の皆さん、皆さんが農大三中の生徒としていち早く自覚と責任をもち、実りのある中学生活を送ってくれることを祈願して、私の式辞といたします。

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