東京農業大学第三高等学校/東京農業大学第三高等学校附属中学校

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個を尊重した多彩な学び

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「北海道への修学旅行」(中学3年)―網走・知床・釧路

2019年10月9日

 9月25日(水)から28日(土)にかけて、3泊4日で、中学3年生が北海道への修学旅行へ行きました。

 羽田空港へ集合後、飛行機で女満別空港まで飛び、東京農業大学の北海道オホーツクキャンパスを訪問しました。中高一貫生の先輩とも再会して講演をしていただき、また、先輩方の案内でキャンパス見学をしました。次に、オホーツク海沿岸に寄せる流氷について学ぶために流氷館を訪れました。説明・映像だけでなく、氷点下15℃の世界を体感する部屋で、本物の流氷を触ったり、氷点下の世界を凍るタオル実験をしたりして、オホーツクの冬を体感しました。その後、知床半島まで移動して、ホテルにチェックイン。夕食では、カニやイクラをはじめとする、北海道の秋の味覚を満喫しました

 翌26日(木)は、知床の自然を体験する1日でした。知床五湖のうち一湖まで歩き、次いで、知床峠まで行きました。峠の展望所からは、晴れていたので「国後島(くなしりとう)」を臨み見ることができました。午後は、フレペの滝までの道を、ネイチャーガイドさんの案内で散策しました。途中、森の木々の種類と森の年齢の関係、エゾシカと植物の多様性の関係、森の生物と環境の関係など、理科や社会で学ぶ環境と生態系のことを、説明を聞きながら学ぶことができました。また、サケの遡上観察や、夜に行った、「ナイトネイチャーウオッチング」では、厳しい自然界でたくましく生きているサケ・マスの姿、河口でサケを食べているヒグマの親子、子ども連れのエゾシカやキタキツネの姿を目にすることもできました。これらの野生生物の姿や、森林の姿について、目にする風景の一つひとつが持つ意味を知ることができました。

 27日(金)は、標津に移動して.サーモン科学館を見学し、新巻鮭作りに取り組みました。はじめに作業工程の説明をうけてから、各自が一本ずつとり、教わったとおりにさばいて、水洗い・塩の擦り込みをして、名札をつけてタンクに入れました。修学旅行から帰って一週間ほどで自宅に届きます。この日は、阿寒湖畔のアイヌコタンの劇場でアイヌ古舞踊とムックリの演奏体験やアイヌ民族の歴史講話等を聴きました。

 最終日、28日(土)は、広大な畑でジャガイモ掘りを楽しみ、そのご釧路湿原の観察散策をしました。谷地の会の皆さんのお話を聞きながら、釧路湿原の木道を歩いて、湿原内のさまざまな生物・現象などを観察しました。ここでも、自然現象の背後にある深い意味を知ることができました。一つの事実の意味を知ると、風景が違って見える不思議な体験でした。釧路空港から東京(羽田空港)に戻り、帰宅しました。

 北海道の人たちの暖かさと不思議に満ちた自然に触れることができた、かけがえのない4日間となったことでしょう。

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