東京農業大学第三高等学校/東京農業大学第三高等学校附属中学校

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個を尊重した多彩な学び

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アクティブラーニング(世界史) 秦の始皇帝は中国を統一したら何をした?

2020年1月20日

 1年生の世界史で、進度の速いクラスのみとなりますが、アクティブラーニング形式の授業が実施されました。

 生徒たちは「秦の始皇帝は中国を統一した後にどんな政策を実施したでしょう?」というお題に従って、その具体的な統治政策について班で意見を出し合いながら議論しました。なお議論の際には、教科書や資料集は閉じさせています。

 生徒たちはすでにアケメネス朝ペルシアやローマ帝国など他の巨大帝国の統治政策を学んでおり、その政策を中国に応用して議論を進めていたようです。また春秋戦国時代で青銅貨幣の流通について習ったばかりのため、貨幣の統一は多くの班があげていました。

 「広い領土を支配するために各地に責任者を置く」と考えた班も多かったですが、班の中では「地方の統治を責任者にまかせる」という考えと「中央の命令を伝えて徹底管理する」と考える人で分かれたようです(これは実際に秦で政策論争をした淳于越と李斯を思い起こさせます)。

 また法律や思想・宗教の統一をあげる班も多かったです。ここも「全国で厳しく統一していく」と考える班と、「自由を認めて寛容な政策をとる」と考える班で分かれていました。実際の秦は、焚書・坑儒などを考えると厳しく統一する政策に近いのでしょうが、秦が短期間で崩壊した歴史的事実を考えると、「寛容な政策」をあげた班の意見も示唆に富んだものと言えます。

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