東京農業大学第三高等学校/東京農業大学第三高等学校附属中学校

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個を尊重した多彩な学び

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中学校 全校朝礼 校長訓話

2019年9月22日

中学生の皆さん、おはようございます。

浪漫祭では、各学年とも趣向を凝らしたクリエイティブなステージ発表を行ってくれました。見に来られたお客さんも、とても感心しておられました。この経験を、いろいろな形で今後の学校生活に活かしていってください。

今日は、最近私が気になったニュースからお話をします。この写真に関連したニュースなのですが、見たことがありますか?大きな首をもたげた怪獣が湖を泳いでいる写真です。怪獣とは、正体不明の生物、怪物のことを指す言葉ですが、未確認動物を指す場合もあります。その怪獣の代表的なものが、この写真に写っているイギリス北部のネス湖に住むといわれている「ネッシー」です。何百年も前から、ネス湖には怪獣が住んでいるという言い伝えが地元にはありましたが、1934年にネス湖で撮影したというこの写真が発表されたことで、世界的に知られるようになりました。


この写真が本物かイカサマであるかを含め、ネス湖に怪獣がいるかどうか長い間議論が続いていましたが、つい先日、ニュージーランドの調査チームがさまざまな水深の250か所でDNAを採取してデータを解析した結果、ネッシーの正体は巨大なウナギかもしれないとの発表がありました。このニュースは、世界で注目を浴びていますが、私としては科学的に真実を明らかにしてほしいという思いと、神秘的な部分はそのままにしておいてほしという思いが交錯し、複雑な気分でいますが、皆さんはどう感じますか。未確認動物(UMA)については、未確認飛行物体(UFO)とともに、これからもいろいろと論争が続いていくと思います。

 さて、日本で怪獣というと、映画やテレビドラマに登場してきます。私は、映画のゴジラシリーズや、テレビのウルトラシリーズなどが頭に浮かびますが、皆さんはどんな怪獣が頭に浮かびますか。

では、これは何という怪獣か知っていますか。


今から50年以上前、ウルトラQという番組に登場した「カネゴン」という怪獣です。この番組が放映されていた時、私は小学校3年生でしたが、カネゴンが放送された翌日から、私のあだ名はカネゴンになりました。それは、カネゴンに変身した男の子の名前が「カネダカネオ」だったからです。小学校で、金田という苗字は私だけだったので、学年が同じ友達からだけでなく、先輩からも後輩からも、「カ、カ、カネダのカ~ネゴン」とか「お前は人間じゃなく怪獣だ~」と言われ続け、嫌な思いをしたのを今でも覚えています。

でもその時に、もしかしたら自分も、それまで人を傷つけるようなことを平気で言っていたのではないか、ということに気が付きました。複数の友達で、一人に対して嫌がることを面白がって言ったこともあったと思います。しかし、これ以降、自分が発する言葉には気を付けるようになり、どういうことを言ったら人を傷つけてしまうのかということに、注意を払うようになりました。自分が言われて嫌なこと、やられて嫌なことは、他人に対して絶対にしない、ということを心がけるようになりました。

中学生の皆さん、ぜひ次の二つのことを実行できる人になってください。

①自分自身を律することができる

②他人の人権を踏みにじる行為を絶対にしない

 私からの話は以上です。


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