オホーツク海洋研修の4日目、26日(土)は東京農業大学生物産業学部のオープンキャンパスに参加しました。来場者の方を楽しませる内容で、オホーツクの環境を最大限に活用した教育・研究の魅力を感じることができました。特に学科の垣根を越えた研究が活発で、北方圏農学科や海洋水産学科で植物や動物の生態などの基礎研究を行い、食香粧化学科で加工や付加価値の研究を行い、自然資源経営学科で産業へと繋げています。基礎研究から産業化までを一貫して行い、地域の活性化に貢献することで地域に根差していることも魅力でした。

　オホーツク海洋研修の最終日、27日(日)は東京農業大学北海道オホーツクキャンパスの施設をお借りして、海洋研修の実験データをまとめたスライド発表を行いました。各班同じ実験を同時に行っているので似たデータを持っていますが、班ごとに着眼点や考察が異なり、非常に興味深いものでした。また、発表後は大学の先生方や学生の方からの質疑応答があり、時には鋭い質問も受けていました。今回の海洋研修の経験を糧に、理数探究課程の研究や自分の進路選択をより良きものにしていきます。